空き家のコト

全国1719市町村空き家担当者、まちづくり団体のみなさんのための全国空き家に関する事例集ブログです。

【滋賀県東近江市】特定空き家を判定。本格的に空き家適正管理へ

滋賀県東近江市の特定空き家に関するお話。

 

滋賀県東近江市が、老朽化が進んでいるとされる
特定空き家を市内7軒を特定空き家として判定し
本格的に空き家適正管理へ動き出した。

 

滋賀県では7万戸の空き家が存在している。
東近江市では1069戸うち85戸が
すでに特定空き家レベル

うち7軒を特定空き家と判定。

 

市職員 栗田氏によると

予想以上に空き家が多く深刻な状態であったという。

 

そして、東近江市の特徴としては
空き家の相続人の複雑さが挙げられている。

相続人が複数であったり
そもそも、相続されていないことを
知らなかったりというケースもあるようだ。

 

この対策として栗田氏は
代執行はできるだけ行わず、対話で自主的な解決方法に導きたいとする。

 

まさに空き家解決の方法としては理想的な形である。

法律だけを盾にして空き家を適正管理するという方法ではなく

しっかりコミュニケーションの中から解決方法を探る。

素晴らしい取り組みだ。

 

さすが三方よしの近江商人からくる取り組みだ。

これからも東近江市の取り組みには注目だ。

 

空き家適正管理へ本腰 滋賀・東近江、相談窓口を設置 : 京都新聞