空き家のコト

全国1719市町村空き家担当者、まちづくり団体のみなさんのための全国空き家に関する事例集ブログです。

【神奈川県】鎌倉市 空き家を使ったビジネススタイルを発信に補助

神奈川県の空き家利活用に関してのお話。

 

鎌倉市といえば、湘南地区でおしゃれなイメージ。
そんな土地でも空き家は沢山ある状況。

 

平成28年度3月の空き家実態調査報告書によれば
空き家であろうと判断されるものも入れると1108戸にも上がるようだ。

報告書によれば、空き家のうち
91%が使用していないとのこと。
理由としては、相続等で所有管理を行なう予定だったが
すでに住居を持っている人が 25.2%と放置される形が進んでいる。

さらに、空き家を3年以内に改修したいと考えている人は20.4%
予定がないという人は65.5%とさらに何かの手を打たなければ
どんどん空き家問題は広がっていく感じだ。

しかし一方で、今後活用したい、条件によっては活用したいという方は
53.9%と期待を持てる数字も上がっている。

www.city.kamakura.kanagawa.jp

 

そんな流れで、鎌倉市
空き家を使ったビジネススタイルを発信する事業者に補助を行なう。

 

この事業の特徴 おもしろいところは
鎌倉を働くまちとしての位置付けを空き家でPRする
ソフトに関して補助がでるというものだ。

ソフトとは下記のものを指す

①鎌倉で働く事業モデルのプロモーション (ワークライフバランスのとれた鎌倉らしい働き方の提案)
②スモールオフィス、サテライトオフィス等を拠点とした 「モノづくり」プロモーション活動
③これまで住宅があった場所がオフィスになることの効果を、 近隣住民が感じられるような地域貢献事業等のソフト事業

 補助金
ソフト事業に関しては、10/10 300万が上限

ハード事業に関しては、2/3 300万円が上限のようだ。



締め切りは7月29日(金)まで

詳しくは下記の応募要項等をご覧いただきたい。

鎌倉市/鎌倉で新たなビジネススタイルを発信する事業者を募集