空き家のコト

全国1719市町村空き家担当者、まちづくり団体のみなさんのための全国空き家に関する事例集ブログです。

【山形県中山町】空き家無料相談会の実施

山形県中山町での空き家相談会のお話。

 

平成28年8月7日日曜 午前9時~12時まで

中山町役場101会議室で空き家相談会を行うようだ。

 

事前の申し込みは7月25日までに
役場に電話申込が必要。

 

解体から利活用まで幅広く相談に乗ってもらえるようだ。
まずは相談からという姿勢も空き家利活用のためには大切なこと。

 

ぜひ参加していただきたい。

 

www.town.nakayama.yamagata.jp

【神奈川県横須賀市】ふるさぽが訪問させていただきました。

神奈川県横須賀市の空き家の取り組みのお話。

 

先日、私たちこのブログを運営している
NPO法人ふるさと福井サポートセンターが
今日お話にあがる神奈川県横須賀市にお邪魔しました。

 

私たちの取り組みをご紹介させていただいていただくのと
全国の市町村さんの事例をもとにお役に立てる
アドバイスをさせていただいています。

 

実は横須賀市にはとても以前から興味を持っていて

それは、特措法に基づいての行政代執行の地が
この横須賀なのだ

 

横須賀市、倒壊恐れの空き家解体 特措法で全国初 :日本経済新聞

 

そしてさらに、都市型の限界集落があると言われている。

横須賀市で限界集落が生まれた理由 | 最新の週刊東洋経済 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

こんなまちで、一体どんなことが起きているのか
そして市が考えている方向性はどうなのか
疑問いっぱいで臨んだ。

 

やはり、問題山積の様子だった。
とにかく人口が40万人の街だから
空き家の数は、小さい町に比べればその比ではない。

 

そして、リゾートの街としての側面もあるので
別荘等の二次的利用の物件も多いのが特徴。

 

正直じゃあどっから手をつけたらいいの?

 

というのが正直なところだろう。
これから先の詳しいお話はちょっと諸問題があるので
みなさんにはお伝えしにくいが

市の職員はとても前向きだ。

まずできるところから取り組むという姿勢に
私たちはとても感動した。

どうしても行政職員は、全部一気にやろうとする

 

実はそれが一番失敗するタイプなのだ。

 

使える空き家を
まずはどの程度あるのかを自分たちで調査。

それを流通させるためにはと
知恵の絞りあいになる。

 

そこが空き家問題として一番の問題解決の
とっかかりなのだ。

 

ましてや、いきなり業者にお任せしないという姿勢が
本気度を感じた。

 

横須賀市のこれからの空き家問題解決には
ふるさぽも注目だ。

 

 

【山口県宇部市】空き家であなたの夢実現プロジェクト募集

山口県宇部市で空き家利活用に関してのお話。

 

山口県宇部市がとても面白いプロジェクトの募集をはじめた。

その名も

「空き家であなたの夢実現プロジェクト」

 

空き家を利用して利活用実証モデルの企画を募集。
モデル事業に選定されると実現のための回収費用等の助成が受けられる。

 

募集する企画案として

空き家を使った地域交流やコミュニティ活動の推進
中心市街地のにぎわい創出などの地域活性化
つながる仕組みなどが対象になる。

 

気になる助成金は、モデル事業1件あたり150万を上限とするようだ。

 

このプロジェクトの説明会が市内3か所で行われる。

なお、応募受け付けは
平成28年7月12日(火)から平成28年8月12日まで

詳しくは

宇部市総合政策部 政策企画課 政策推進係まで

 

さらにくわしい情報は下記のURLからどうぞ

宇部市 | 空き家であなたの夢実現プロジェクト

 

夢のある空き家を使ったプロジェクトに
ふるさぽも応援したい!

【福井県美浜町】空き家見学ツアーを行いました。

私たちNPOふるさと福井サポートセンターのお話です。

 

毎年恒例となりました
空き家見学ツアーを今年も行いました。

 

今回で8回目の実施です。

福井県美浜町の空き家6件と
空き家だった家が再生された家を2件
合計8件を見学しました。

 

集合は、JR美浜駅で受け付け終了後
理事長 北山大志郎があいさつ、行程のながれ
そしてスタッフ紹介ということろからはじまりました。

 

見学希望者20名
ふるさぽスタッフ10名計30名で
バスに乗り込み出発

 

午前中には美浜町の中心部を3件見学

 

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お昼を、移住距流交流施設 蒼舎にて
お食事をとっていただいて
お昼休みには、歩いてすぐの久々子海岸でのんびり

 

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当日は、天候に恵まれて
海で遊ぶには最適な気候でした。

 

お子さん連れの方もいらっしゃったので
美浜の夏を少しあじわっていただけたかと思います。

 

午後からは、蒼舎近くの空き家から出発。
そのあと、山際の新庄地区を中心に
午前中とはまたイメージが変わる空き家を見学していただきました。

 

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空き家の管理者のみなさんにも
案内をお願いしました。

やはり高齢化が進み
持ち主の方もそして管理される方も
空き家問題をきっかけにして
これからの村の在り方を
真剣に悩んでいられるようにも感じました。

 

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最後の物件はふるさぽで空き家マッチングを行い
そしてリノベーション
さらに今まさに空き家を生まれ変わらせた方の
お宅を訪問。

空き家に住むという選択は
ハードルが高くなく
むしろいい財産を受け継いだ
そんな感じもお話していただきました。

 

最後はJR駅に到着して
今回の物件に関しての感想
個別のマッチング希望もお聞きしました。

そして、最後に記念撮影で解散です。

 

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年々マッチングの質も上がってきて
今回も即マッチング成功という声が何件がご報告できそうです。

 

次回は秋ごろを予定しています。

またそれまでに新しい物件を探していきます。

 

参加者のみなさま本当にありがとうございました。

【国土交通省】空き家バンク一元化の動き

来年度予算に向けての国土交通省の空き家バンクのお話。

 

国土交通省が来年度予算(平成29年度)に向けて
空き家バンク一元化の概算要求を行っているようだ。

いま約全国の7割程度の自治体が空き家バンクと
設置しているが、利用者側からするとなかなか使いにくいのが現状。

たとえば、探したい地域が決まっているのであれば
問題ないのだが、漠然としたイメージでの
検索がしにくい。

そして、検索方法も一覧表示のところもあれば
個別のPDFをリンクとしてはっているだけという
ところもあり、ユーザーの目線では空き家を探す
だけでもかなり手間がかかってしまうようだ。

 

そこで来年度に向けて国が空き家バンク一元化を考えているようだ。

 

記事によると、具体的な策として

 

・ 空き家バンク登録物件を集約し、全国に情報発信が可能なシステムの整備
・ 行政や住民、不動産業者の団体などを通じ、空き家を地域全体で活用する取り組みの促進
・ 市町村が空き家を計画的に活用するため、所有者と行政、民間事業者の間に介在する組織の枠組み検討
・ クラウドファンディングを通じて資金調達し、空き家や空き店舗を再生、活用する取り組みの推進

 

 

空き家流通のためには

 

所有者との関係性と
空き家を利用する方のこれからの生活

 

この2点が実は大きな問題だ。

 

具体策にもそのあたりが盛り込まれているが
地域の理解をどうこの空き家利用につなげていくか
行政だけではない地域へのまきこまれ方が大きなネックに
なっていくと私たちは考えている。

 

システム上の仕組みだけではなく
地域活性化を大きな軸として
具体案をより濃いものにしてほしいと願う。

 

zuuonline.com

 

 

 

【新潟県三条市】空き家についての取り組み

新潟県三条市の空き家実態調査についてのお話。

 

空き家実態調査がはじまるというお知らせページ
7月~11月にかけて空き家実態調査が
新潟県三条市で行われます。

 

調査業務は新潟市の建設コンサルタントさんが行うようです。

 

調査後の三条市の取り組みも楽しみにしています。

 

 

www.city.sanjo.niigata.jp

【岐阜県山県市】空き家の取り組み

岐阜県山県市の空き家リノベのお話。

 

岐阜県山県市岐阜女子大学
空き家や空き店舗を賃貸物件として
リノベーションを行なう。

今年度2棟を予定していて3月末の完成
1千万円の事業費となるようだ。

 

山県市は、人口2万7千人
1081棟の空き家があり
使える空き家は、878棟。

 

2019年にインターチェンジが完成する
生活としてはかなり便利になるが
人口流出の恐れもあるという見方もされている。

 

地元の大学と空き家を社会問題として
一緒に考えていくスタンスには
非常に好感が持てる。

www.nikkei.com

 

 

岐阜女子大学山県市以外にも
各務原市とも「空き家リノベーション事業」を
連携協定されている。

 

www.gijodai.jp